オーストラリアの川での魚の大量死の原因は低溶存酸素レベル
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オーストラリアの川での魚の大量死の原因は低溶存酸素レベル

Oct 30, 2023

[シドニー 3月18日 ロイター] - ニューサウスウェールズ州の遠隔地で最近発生した魚の大量死の原因は、オーストラリアで2番目に長い川の低酸素濃度にあると環境当局は発表した。

今週、州都シドニーから西に約1,000キロメートル(620マイル)離れたメニンディーの町近くのダーリング川で数千匹の魚の死骸が発見された。

これは、2018年と2019年に同じ地域で、水の流れの悪化、水質の悪化、急激な温度変化により最大100万匹の魚が死亡したことに続くものである。

ニューサウスウェールズ州計画環境局の水部門はツイッターで、同地域の「溶存酸素濃度は依然として魚の健康に対する懸念である」と述べた。

[1/2] 2019 年 4 月 25 日、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州西部のメニンディーにある、干上がったダーリング川にかかる橋の上に、政府の水配分管理に抗議する看板が見られる。写真は 2019 年 4 月 25 日撮影。ロイター/トムウェストブルック/ファイル写真

同庁は金曜日、「ウェザレル湖とメニンディー郡区の間のダーリング川で多数の魚(主にニシン)が死んでいる」と発表した。

オーストラリア放送協会は土曜日、川で数十万匹の魚の死骸が発見され、問題を調査するために州の漁業職員がその地域に派遣されたと報じた。

SBSがツイッターに投稿した映像には、川面全体を覆う数千匹の死んだ魚の中をボートが航行する様子が映っていた。

州計画環境局は、気温が上昇する今週末、来週には涼しい状況が戻るまで河川の酸素濃度がさらに低下する可能性があると警告した。

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